マラウイテクノロジー

みんな大好きマラウイとサラリーマン生活

アフリカのブータン

IMFのWorld Economic Outlook Databases2013によれば、マラウイの一人当たりの名目GDPは253ドルで185か国中184位。最下位はコンゴで237ドルだが、コンゴは紛争国なので、平和な国では一番、経済的には貧しいと考えて良いだろう。

 

貧しいから物価が安いのかといわれると、これがそうでもなくて、国内で調達できる物資が少ない分、物は輸入に頼っておりインフラの整備状況もまだまだなので輸送コストの問題から物価は意外と高い。トイレットペーパーなどの紙類については日本より高いのではと思う(自分の使っているものは4ロールで300円以上するが、品質は日本のそれより劣る)。

 

 

人口増加も問題で、エイズの問題があるにも関わらず年間3%の割合で増加しており、農地の細分化や雇用の悪化などが懸念されている。また、電化が進んでおらず調理などを炭で行う都合上、森林伐採による気象変動などの影響も危惧される。

 

貧しい国のはずなのに、街ではベンツなどの高級車が走っていたり、南ア系のスーパーでは、それなりに高級なワインやお酒などが売られていたりするので、格差も広がっているように見受けられる。 でも、日々暮らす中では、人々は笑顔が多く、自分のような外人にも「ヘイ、フレンド!」と声をかけてくれる。みんな幸せそうにも見えるし、アフリカの貧しい国の中では、格段に治安が良いそうである。(それでも、アジアの国に比べたら危ないとは思う)田舎では公共サービスが足りないが、皆で協力しあって解決しているようだ。

 

マラウイはWarm Heart of Africaと呼ばれているが、アフリカのブータンと呼ぶ人もいる。

 

朝食、バナナとトーストにマーマレード塗ったやつと紅茶(自炊)。昼食、シマ&ビーフ(400クワチャ:120円程度)、夕食、まだ済ませていないが、おそらく自炊で米と味噌汁か。米があるのは日本人的には嬉しいよね。何かおかずも作るか買うかしよう。